2015ディズニークルーズ乗船記(7)Day2−女の子の憧れ!船内でビビディ・バビディ・ブティック

ビビディ・バビディ・ブティック・・・

シンデレラをプリンセスに変身させたフェアリーゴッドマザーに教えを受けた「魔法使いの弟子」たちが女の子たちの夢をかなえる場所・・・。

要するにドレスを着せて、ヘアメイクを施し、プリンセスに変身させる場所です。 日本では東京ディズニーランドホテルにありますが、予約をとるのがとても大変。
たまにポッとキャンセルが出ている時間があるらしく、毎日パソコンに向かい、祈るような気持ちで予約のページを開き、予約可能な期間を1日1日くまなくチェックするという涙ぐましい努力が必要なのです。

ディズニー・ファンタジー号に”それ”がある

ディズニークルーズは4隻の船を所有していますが、ディズニー・ファンタジー号だけにはビビディ・バビディ・ブティックがあるのです!
しかも日本では考えられないほどあっさりと予約がとれます。 

DSC09529夢の入口!


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前日に招待状が部屋に届きます。

予約の日時の決め方

プリンセスになったほうが良さそうな日があります。
我が家の場合は、2日目に「Princess Gathering」というイベントの予約が取れました。
次のエントリーで詳細を書きますが、ディズニープリンセスたちに会えるのでそこに合わせてプリンセスに変身する子が多かったです。
また、フォーマルデー(夕食のドレスコードがフォーマルの日)に合わせてドレスアップする子もいました。

その日を伝えると、開いている時間を教えてくれます。

➡️初日の予約にまつわるドタバタはこちら

コース

私たちはミッキーネットという旅行代理店でクルーズの予約を取りましたが、とても親切な代理店でディズニークルーズ専用のハンドブックを事前に送ってくれます。
そこに「ファンタジープラン」というコースがあると書いてあったのですが、ブティックの人に聞くと
「そのコースは無い」と言われてしまいました。

後日、日本人クルーの人(日本人クルーは乗船していないと聞いていたのですが、なんと新人のクルーが乗船していました!2015年9月いっぱいまではディズニー・ファンタジー号に乗船しているそうです)にも確認したところベテランクルーの人にも確認してくれ、結局「そういうコースは無い」という結論に。

現在のコース表をプリントアウトしてくれましたのでこちらに載せます。コースいっぱい有ります!
選択できるプリンセスの数も東京ディズニーランドホテルよりも多いです。娘さんのいる方はぜひ参考になさってください。
男の子の変身コースもあります! 

 

IMG 8681わが家はCastlePackage(184.95ドル)をチョイス。
 

内容

日本との違い

●選べるプリンセスの数
上記の表にもありますが、選べるプリンセスの数が多いです。


用意されているプリンセス:
アリエル・オーロラ・ベル・シンデレラ・ジャスミン・メリダ・ラプンツェル・白雪姫・ティアナ・ティンカーベル・エルサ・アナ

●男の子も変身できる
男の子用には「キャプテンミッキー」が選択できます。要するに白いブレザーなんですけどね・・。

●大人も変身できる
なんと、大人もビビデバビデブティックを体験できます!
でもプリンセスになれるわけではなく、パイレーツナイト(ドレスコードが「海賊」の日がある)の日のみドレスコードに合ったスタイルに変身させてくれます。 

DSC09571男の子も変身中。髪の毛にミッキーの形のスパンコールが散りばめられています。

Castle Packageの流れ

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娘は悩みに悩んだ末、オーロラにしました。 

DSC09545更衣室で着替えをします。お着替えは親担当。

DSC09560プリンセスシューズを履かせてもらいます。

DSC09562ヘアスタイルを決めます。
選べるスタイルは3種類。

・トップでおだんごにまとめる「Classic」
 ・ちょっとワイルドな「DIVA」
・ピンクの羽などをつけてファンキーな「POP」 

娘はショートカットなのですが。。お団子ヘアにあこがれていたようで「Classic」を選択・・・。

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鏡に背を向けた状態でヘアメイクされていきます。
変身の過程を最後まで見られないようにする配慮です。 

ヘアメイク中は娘が緊張しないようにいろいろなことを話しかけてくれます。
ただ、英語ができないので、娘でもわかるような簡単な問いかけをしてくれました。
・名前は?
・オーロラが好きなの?
・何歳?
・どこからきたの?
など。娘は淡々と単語で回答していました。

あとで「もっとお話出来たらよかったな〜」と言っていましたが、英語を話そうというモチベーションに繋がってくれると良いのですが。 
※私自身にも言えることですが・・・。 

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途中、ネイルとメイクを施してくれるクルーがジョインしました。
娘はネイルは初体験。

「かわいいわ〜」「とっても素敵よ」

などと褒めながら、気持ちをほぐしてくれていました。 

ティアラを付けた後、肩にサッシュをかけてくれます。このサッシュは「ビビデバビデブティックに行きました」というしるしになり、船内で出会うクルーから絶対に声をかけてもらえます。

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その後、顔に透明のカバーを付けて・・・

ビビディ・バビディ・ブー!!

と魔法の言葉を唱えてくれます。

072クルーが魔法のスティックを頭の上で振ってくれます。
スティックの先の星の部分にキラキラのラメが仕込まれているので、振ると穴から粉が出てきて髪の毛がきらきらになるという仕組みです。

最後に椅子をくるりと回して、鏡に写る変身後の自分とご対面です。

0827いつもは男の子にしか見られない自分のプリンセス姿にビックリした様子。 

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ショートカットの娘ですが、見事にお団子が出来上がりました。すごい技術です・・・。私には絶対にできません。
バックにミッキーのピンを差してくれています。
キラキラ魔法の粉もコガネムシレベルにたっぷりかかっています。 

しかし、ショートな上にレイヤーがかなりはいったスタイルなので、担当のクルーも相当苦戦しており、最後に

「(おだんごが)Tiny・・・・」

と小さな声でつぶやいていました。

最後にボタンを押すと光る魔法のスティックとオーロラの冠をプレゼントしてくれました。

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メイクにつかったメイクパレットとマニキュアもプレゼント。
リュックスタイルのバックにいれてプレゼントしてくれます。 

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こんなにもらえます。

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折角の機会なので、ビビディ・バビディ・ブティックを利用してみましたが、娘にとってはとても思い出深い出来事だったようです。

この後は船内で

「Hi,Prinncess!」

「Sleeping Beauty!」

と声をかけられてご満悦でした。
 
次は本物のディズニープリンセスに会える「Princess Gathering」の紹介です。

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ディズニー・ファンタジー号乗船記〜目次〜
ディズニー・ファンタジー号乗船記の目次ページを作りました。これからディズニークルーズに乗船しよう!という方にも役立つ内容になっていると思いますのでぜひご覧ください。船内新聞もダウンロードできるようにしてあります。

ABOUTこの記事をかいた人

漫画家・イラストレーター。 早稲田大学卒業後(株)三越勤務。結婚を機に退職した後ソニーに勤務。 エンターテインメントロボットAIBOのWEBサイトデザイン・制作を中心にWEB関連の業務を歴任。