浅草寺『修正月会』

新年あけましておめでとうございます。

昨年は『まんぷくごほうびビュッフェ』の出版をはじめ、さまざまなお仕事に挑戦させていただきました。
読者の方々にもお会いできる機会があり、とてもうれしいことがいっぱいでした!

今年も楽しい作品をお見せできるようにがんばります!

さて、2016年のお正月はいかがお過ごしでしょうか?
くぼファミリーはお正月には必ず浅草の浅草寺(せんそうじ)にお参りをします。
浅草寺の通常のお参りスタイルとして代表的なのは雷門をくぐって、仲見世通りを抜けて本堂に入り、お賽銭を入れてお参りをして帰る・・という感じでしょうか?

お賽銭箱の奥にきらびやかなお宮が見えます。何やら普通の人もその中に入っているようなのですが、、このエリア、どうやって入るかご存じですか?

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浅草寺の本堂内広間に入るには?

ご祈祷を申し込むと、法要に参加することが出来ます。
賽銭箱に向かって右端を見ると『ご祈祷申込所』があります。

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こちらで、3,000円からご祈祷を依頼することが可能です。くぼファミリーは1月6日までのお正月期間に訪問し、朝10時の法要に参加します。
1月1日〜6日までは10時の法要において『修正月会』という浅草寺の年中行事を見ることが出来ます。(大晦日にも行われますが、時間が異なります)

修正月(しゅしょうえ)会とは?

修正会とは「正月に修する法会」といった意味で、実りの象徴となる鏡餅をお供えして感謝の心を表し、あらためて観音さまに新年の天下泰平・五穀豊穣などを祈願するものです。
(浅草寺HPより)

迫力満点!追儺の儀式

法要の途中、突然太鼓や拍子木の音が鳴り響きます。大音量の中、僧侶が2人立ち上がります。
一人は鬼の面を顔につけて走り去ります。もう一人は長い柳の棒を持ち、折れそうなほどの強さで畳に叩きつけながら追いかけます。
たまに棒が折れて、先端が飛んで来ることがあってドキドキするのですが、予備の棒も用意されており、想定内のようです。

NewImage※本堂内写真撮影禁止のため、浅草寺HPより拝借しました。

朝10時の法要、ベストスケジュールは?

1月2日の朝、8時40分頃の仲見世通りはこんな感じ。

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空いています。早めに本堂に向かいましょう。ご祈祷受付所に9時前には到着している必要があります。
受付前に人が並んでいますが、順番に案内してもらえます。
受付完了後、奥のお堂に上がることができます。

お堂の正面に向かって左側の方に座ることをおすすめします。入口側に座ると、法要開始前には大変な混雑になっているため身動きが取れません。

法要が終了すると、お焼香ができる台が設置されます。
本堂内にいくつも設置されている御本尊様にご挨拶をすることができます。

法要終了後は、本堂下にある引き換え所で御札を受け取ります。

通常の初詣とはちょっと違うものを・・と思う方、ぜひ浅草寺の『修正月会』へ行ってみてはいかがでしょうか?

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ABOUTこの記事をかいた人

漫画家・イラストレーター。 早稲田大学卒業後(株)三越勤務。結婚を機に退職した後ソニーに勤務。 エンターテインメントロボットAIBOのWEBサイトデザイン・制作を中心にWEB関連の業務を歴任。