クルーズ英会話〜『クルーズはじめました!』ボツコンテンツより〜

ボツになった企画・・・。

好評発売中の(たぶん)くぼこまき著書「おトクに楽しむ豪華客船の旅 クルーズはじめました! 」(JTBパブリッシング)。
本の内容を考えている時にいくつか企画を出しましたが、その中でボツになったものがあります。
それは「船上での英会話集」。
しかしながら、ページには限りが・・・。残念ながら削ることになりました。

基本的に日本人コーディネーターさんが乗船していたり、添乗員さんのいるツアーに参加した場合は特に英語に困ることはありません。
日本人コーディネーターさんがいる場合は船のフロントデスクで「ジャパニーズ!」と言えば、フロントに呼んでくれます。
添乗員さんがいる場合は、船内の片隅にツアーデスクを作っていつでも困ったときに対応できるようにしていることも多いです。

20140407※「クルーズはじめました」より

人間同士なので、身振り手振り、紙に書く・・などコミュニケーションの方法はたくさんありますしね。
クルーも英語が母語でない人も多いので、臆せずコミュニケーションを取る努力をすることが大切だと思います。
私の場合は携帯に入っていた英和・和英辞書をみながら単語を並べたりしてたどたどしく伝える程度ですけど・・・。

でも、せっかく企画していたものなので、役に立つ人がいればと思いブログで内容を公開します。

レストランではクルーとの会話がマスト!

クルーとの会話を必ずしなくてはならない場所が「レストラン」。

レストランでの会話を中心に企画しておりました。
文法的に正しいか・・というより、「簡単」「通じる」のみを重視したものです・・・。

レストランの入り口で聞かれること

クルー「How many?」(何名様ですか?)
客「Two.」(人数を数字で回答すればOK)

相席ではない方が良い場合

客「A table of two,please.」(2人席にしてください)

子供用の椅子を用意してもらう

客「Highchair please!」(子供用の椅子をください)
子ども用の椅子は「ハイチェア」という名前です。

子供用のメニューがあるか尋ねる

客「Kids menu please.

日本語メニューをもらう

客「Japanese menu please.

食事を注文するとき

メニューを指さしながら
客「This one
といえばOK。
メニューの名前をムリに言わなくても大丈夫です。

メニューから注文をし終わった時

客「That’s all.」(以上です。)
と言ってクロージングさせましょう。

パンをすすめられる時

パン食べ放題のお店のように、バスケットにたくさんの種類のパンを入れて持ってきてくれる船があります。
(ボイジャー・オブ・ザ・シーズに乗船した時はそうでした)

クルー「Would you like ●●?」(●●はいかがですか?)

と聞いてくるので、食べたいものがあれば

客「This one.」(これ)

と指差すだけでOK。

欲しいものがあるとき

例えば「塩を持ってきてほしい」「フォークがほしい」
などは

客「Do you have ●●?

でOK。
●●にほしいものを入れれば大丈夫です。

嫌いなものを取り除いてほしい時

客「Can you make this without ●●?
●●に嫌いな食材を入れる。

アレルギーが有る場合

日本人コーディネーターや添乗員がいる場合は予め相談しておくとよいですが、
レストランでクルーに直接頼む場合は以下で通じると思います。
客「I’m allergic to egg. Can you make without source?」(卵アレルギーがあるので、ソースを抜いてもらえますか?)

味を尋ねられた時

クルーは食事の満足度を常にチェックしに来ます。

20140407_02※「クルーズはじめました」より

日本人とわかっている場合は
「オイシイですか??」と日本語で聞いてきます。
サービス含めての満足度をこたえてあげましょう。

良かったよ!「Good」「Fine
まあまあかな「so-so」「Not bad.
イマイチ「Not good

正直に答えれば良いと思いますが、「Good」といった時のほうが会話が盛り上がります・・。
日本人ならではの曖昧な表現は難しいので、もし言いたいことがあれば下船時に書くアンケートに日本語で詳細を書くとよいでしょう。

お腹いっぱいの時

客「I’m full.
船の食事は基本的に食べ放題。クルーはどんどん勧めてくれますので、お腹いっぱいになったら早めに伝えましょう。

トラブル:注文と違うものが届いた時

客「It is not my order.」(注文が違うんですけど)

トラブル:取り替えてほしい時

客「Can I have new one?」(新しいものにしてほしいんですけど)

トラブル:テーブルが汚い時

客「Can you clear the table?」(テーブルをきれいにしてください)

 

こんな程度の会話?と拍子抜けした方もいらっしゃるかもしれませんが、

こんな程度でいいんです!!!

私はお部屋係のクルーにはメモ帳にメッセージを書いて伝えたりもします。

日本人は話せないけど書けるという人もいますのであらゆる手段を使ってコミュニケーションを取ってみると楽しいですよ。
単語を伝えるだけでも通じることはたくさんあります。
少しでもお役に立てれば幸いです!

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ABOUTこの記事をかいた人

漫画家・イラストレーター。 早稲田大学卒業後(株)三越勤務。結婚を機に退職した後ソニーに勤務。 エンターテインメントロボットAIBOのWEBサイトデザイン・制作を中心にWEB関連の業務を歴任。