部屋の片付けを終えた後、日本人説明会に行きました。
今回は日本人乗客 9名。
通常ですとコーディネーターはつかない人数ですが、処女航海ということなのか日本人コーディネーターの方が乗船されていました。
はじめての船ですが、コーディネーターのYさんが非常に詳しく教えてくれたので、この後のクルーズで非常に役立ちました。
ハーモニーオブザ・シーズ号に乗船する際に日本人コーディネーターが乗船しない時期に乗られる方もいらっしゃるかもしれませんので、メモしたことを備忘録的に記載しておきます。
そういえば、娘のパルリは初めてハーモニー・オブ・ザ・シーズに乗船した『日本人の子ども』だということでした。
たまたまですが、「初もの」となれたことは名誉なことです・・・！
説明会で聞いたこと
船内に飾られている生花は「処女航海」のため！
通常、クルーズ船の中では生花は用いられないことが多いのですが、今回いたるところに生花が飾られていました。
これは処女航海ゆえの特別仕様なのだそうです。 たしかに生花が飾られているのは初めて見たかもしれません・・。
こんな豪華な生花飾りが・・・
船内のあちこちに飾られていて豪華です。
カードに穴が開けられなくなった！
ロイヤルカリビアンの最近の船は最先端の情報技術を使ったものとなっており、乗客一人ひとりに渡される「シーパスカード」を使って船内のあらゆる情報にアクセスできるようになっています。以前だとシーパスカードの角の部分にパンチで穴を開けてストラップを通す方々が旅慣れた感じでしたが、現在はカードにIC機能が搭載されたため穴を開けることができなくなってしまいました。（以前はアトリウムにあるフロントカウンターに頼むと穴を開けてくれました）
カードケースからシーパスカードを出したりしまったりするのが面倒・・ということで穴を開けるスタイルが始まったようなのですが、最近は非接触カードとなっておりピピっと近づけるだけで部屋の鍵が開いたりしますのでケースに入れていても不自由はありません。
ドリンクの価格
航路によって変化があるそうですが、ヨーロッパ航路が比較的高めになることが多いとかでドリンクパッケージを事前に購入する方が多いそうです。
バーは飲まなくてもOK
私たちはお酒を飲まないので、夜バーに行くことはほとんどありませんが、ピアノの演奏を聴いたり、座っているだけでもOK。注文を取りに来ても「No Thankyou」といえばOKです。
これはどの船でも同じです。お酒を飲まない我々でも気軽に行くことができます。
樹木は航路に合わせて変更している
セントラルパークという公園（！）にはたくさんの樹木が植えられているのですが、航路が変わると樹木も全て変更されるそうです。
例えば、私たちが乗船したのはヨーロッパ航路ですが、秋以降のカリブ航路ではすべての樹木を変更するそうです。
すごいこだわり・・・。
「Do not Disturb」サインプレートについて
「起こさないでください」を意味する「Do not Disturb」のサインプレートを客室ドア外側24時間以上出しっぱなしにしておくと・・・
本社のセキュリティに連絡が行き、強制的に開けられてチェックされるそうです。
ので、サインを出しっぱなしにしないようにご注意ください！
客室のドアの内側にマグネットが貼ってあります。
青いマグネットは「お掃除お願いします！」のメッセージですが、このマグネットを裏にひっくり返すと「起こさないでください」になります。このマグネットをドアの外側に貼っておきます。
出航
乗客たちの多くはデッキにやって来て、港からゆっくりと離れていく様子を眺めるのが定番です。
船旅ならではの優雅な光景です。
しかし、今回は通常と異なる出航となりました。
我々が乗船した時がハーモニー・オブ・ザ・シーズ号の公的な処女航海にあたるクルーズだったので、出航時には特別なセレモニーがありました。
客室に置かれていたキャップ・旗をみんな持ってきていました。
処女航海をみんなで盛り上げましょう！というキャプテンからの粋な贈り物です。
予定されていた時間になっても何もおきず・・・
みんなウズウズしながらひたすら待っていました・・・。
その間、デッキをちょっと散歩。
サウサンプトンの街並み・・。「郊外」という感じで広々としています。
なかなか出航せず、集まった乗客たちもざわざわしておりましたが・・・
予定された時間を大幅に過ぎた頃、ファンネル（船の煙突）から煙がもくもくと出始め・・・
ボーー！！
という汽笛とともにようやく出航しました！
陸地から離れ・・・大海原を眺めると気持ちがとても穏やかになります・・・。
気持ちは穏やかになりましたが・・・この後はいろいろな手続き＆夕食などで体の方は慌ただしかったです・・！！
