4月26日(土)、いよいよボイジャー・オブ・ザ・シーズに乗船し、10日間の旅が始まります。
この章では、乗船までの流れや注意点などを書いていきたいと思います。
乗船までの流れ
1:指定されたチェックイン会場に集合チェックイン。また、ここで荷物もあずけます。
2:チャーターされたバスで大井ふ頭まで移動します
3:大井ふ頭にて手荷物検査・出国審査・税関審査を行います
4:乗船!
バスで移動?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
出航は東京港の大井ふ頭から。ここは客船ターミナルではなく基本的に貨物船がやってくる場所。これだけの大人数をさばく場所がないので、別会場が用意されています。
チェックイン後、チャーターされたバスで港まで移動します。
横浜の大さん橋には立派な客船ターミナルがあるので、横浜発着の時はチェックイン後すぐに船に乗れます。
荷物宅配サービスの長所・短所
今回はスーツケース2つ、ボストンバッグ2つ、水筒・おやつなどが入ったマザーズバッグ1つ、折りたためるバギーを持ち込みました。その他、私の小物が入ったトートバッグ、娘のパルリが小さいリュックを持っています。
今回のボイジャー・オブ・ザ・シーズでは1人90kgまで荷物を持ち込めます。家族3人で乗船したので合計270kgまで!そんなに持ち込む人いませんよね。
旅程に飛行機が含まれると荷物の制限がかかるので、荷物の重量を気にしなくて良いのは日本発着の利点の1つです。
日本発着クルーズの場合、荷物配送サービスが有料で用意されていることが多いです。
気になる料金ですが、東京在住の場合はスーツケース1つ当たり片道2,500円です。
※ボイジャー・オブ・ザ・シーズのクルーズガイドから
今回の集合場所は品川インターシティでしたが、品川駅から10分ほど歩く必要があるので子どもがいるご家庭や、足腰に自信のない方はこのようなサービスを頼むのも良いかもしれません。
ただ、スーツケース1つが片道2,500円・・・。それが人数分、さらに往復となるとなかなかの金額になりそうです。
くぼファミリーはどうしたか?
夫がスーツケース2つをゴロゴロ転がし、私が折りたたみのバギーにボストンバッグなどの荷物を乗せて運び、パルリは徒歩で頑張って歩き、とりあえず最寄りの駅まで向かいました。
そこで、最寄り駅から1本で行ける「天王洲アイル」駅まで行き、品川インターシティまでタクシーで直行しました。 1メーターで到着。荷物も全て運べたので、体力の消耗も費用も最小限で済みました。
チェックイン会場の品川インターシティに到着!
車寄せまで直接タクシーで入ってもらったのでとても楽でした。
うかれるパルリ・・・。
荷物を預けます
チェックインの前に荷物を預けます。
ここで預けた荷物は客室のドアの前に届けてくれます。
客室の中ではなく、ドアの前に届けられます。
場合によっては荷物が届くのが出航後になるときもありますので、貴重品やすぐに使いたいものは必ず手持ちで持ち込むようにします。
荷物にも気をつけて!
私は以前荷物の中にペンなどを入れたポーチをスーツケースにいれていたのですが、その中にハサミが入っていることに気づかず・・・!
飛行機と同じでハサミの持ち込みは禁止ですので、出航後にハサミを取り除いた上で荷物の引き渡しとなりました。
しかもハサミは下船まで預かるとい うのですが、面倒なので没収にしてもらいました。
いよいよチェックイン!
客室カテゴリーごとに集合時間を分けられていたので、混みあうこと無くスムーズにチェックイン出来ました。
チェックインの時には必要書類を提出する必要があります。
【必要書類】
・パスポート(チェックインの時に回収されます。下船前にパスポートは船内で返却されます)
・クレジットカード(船内で使うシーパスカードに登録してくれます。船内のお買い物がキャッシュレスになるのでおすすめです。)
・オンラインチェックインを済ませた後にプリントするセットセイルパス
→オンラインチェックインに関して、くぼこまきの苦闘の様子はこちら
・ ロイヤル・カリビアンからの健康質問書
・台湾・香港入国カード
・最終案内書
特に、オンラインチェックインはロイヤル・カリビアンの英語サイトで行う必要があり、私も難しいと感じました。
できない方もいたと思います。
入国カードや健康質問書もどう書いたらいいかわからなかった方もいたでしょう。
でも大丈夫です!
チェックインなどの書類を記入するテーブルが用意されており、係員の方がついて教えながら記入できるコーナーが。
特に高齢の方がここで書類を記入しているのが目立ちました。わかりにくいですよね・・・。
一応、入国カードと健康質問書に関して、私が提出したものを公開します。ご参考まで。
チェックインの様子。
オンラインチェックインのデータを読み込み、パスポートとの照合を行い、クレジットカードの登録を行い・・・。
ここで「シーパスカード」というカードをもらいます。「シーパスカード」という名称はロイヤル・カリビアン社の船に乗った時にもらうカードの名称で、船会社によってカードの名称は異なりますが、カードの機能はどの船も同じです。
このカードは客室の鍵、船内でのお買い物、身分証明となるので、乗船中は肌身離さず持ち歩く必要があります。なくすと大変です!
パスケースに入れて首からぶら下げている乗客がほとんどです。
シャトルバスに乗って大井ふ頭まで移動!
そのシャトルバスとは・・・・
都営バスです!
貸し切りの都営バスが次々にやって来て、乗客を大井ふ頭まで連れて行ってくれます。
船が見えてきた!
20分ほどバスに揺られていると・・・。
見えてきました!!!
倉庫の後ろから船の後部が見えますが・・・あまりの巨大さに、車内から
「わ〜!!!!」
という歓声が湧きました!!!
手荷物検査・出国審査・税関審査
早く乗船したい!というはやる気持ちを抑えつつ・・・最後に必要な手続きを済ませなければなりません!
大井ふ頭は客船ターミナルではないので、通常は人ではなく荷物が届く場所です。
客船ではなく貨物船が止まる場所ですので、出国審査などもこのなんとなく武骨な感じの場所で行われます。
今度こそ、いよいよ乗船!!!
無事に手続きを終えれば、ようやく乗船です。
この武骨な倉庫を出ると・・・ようやくボイジャー・オブ・ザ・シーズとご対面です!!
巨大すぎて、写真に収まりません!
ギャングウェイと呼ばれる乗船タラップからボイジャー・オブ・ザ・シーズの船内に入ります!
パルリはこれで4回目のクルーズなので慣れたもんです。生意気な3歳児め!
パルリ捕獲!
意気揚々と乗船したパルリ、まもなくクルーのお姉さん2人に捕獲され、
「How old are you???」
と尋ねられました。
幸いなことに、パルリはこのフレーズを知っていましたので
「Three(3)。」
と答えたところ、このポスターのもとまで連れて来られました。
よかった・・。日本語のポスター・・・(笑)
3歳以上の子どもは全員このリストバンドをつけます。このバンドには緊急時の避難場所が明記されています。
大型客船には有事の際の避難場所がいくつも用意されており、シーパスカードには自分が行く場所の記号が明記されています。
このリストバンドは避難場所ごとに色が変えてあるので、クルーは色をみてすぐに親と同じ避難場所に誘導する・・という仕組みです。
色とりどりのリストバンドが用意されています。
防水加工されていますので、シャワーでもプールでも大丈夫。乗船中は寝ている時も外さずにそのままにします。
パルリの手にリストバンドを巻いてもらい、いよいよ船の中に向かいます!