コスタネオロマンチカ号乗船記5日目(石垣島)

初の寄港地、石垣島に到着です!

前日、デッキに出るとドコモの電波が入りましたので慌てて石垣島の観光情報をチェックし、予約の電話を済ませ・・・観光はバッチリと思っていました。

当初の予定

東運輸株式会社の定期観光バスを予約しました。

2コースあり、石垣島を1周できるAコースと半周するBコースがあります。

私たちはAコースを申し込みました。こちらは9時30分出発。
船が港に到着するのは8時の予定だったので、間に合うかと思っていました。

料金は大人1人あたり4,600円。子ども(6歳以上12歳未満)は3,650円です。
義父母と私達家族3人の5名で予約していました。昼食付きですのでラクだと思ったのですが・・・。

予定変更・・・

石垣港への到着が遅れてしまいました。
クルーズ船は、寄港地に到着した後、イミグレーションの審査があるのですぐに下船はできません。

結局下船できたのは9時30分を過ぎ、10時近くになってしまいました。

9時前には一度バス会社に電話して、間に合わない可能性が高いことをお伝えしたところ、15分前までに到着していなければ自動的にキャンセルになるという説明でした。

というわけで、こちらの予定はキャンセルに。残念でした・・・。

こういうときは、やはり船会社が提供してくれるエクスカーション(寄港地観光)はこうしたトラブル時には強いです。
帰りの時間も気にしなくていいので、ラクですね。

バスターミナルは遠かった

港からバスターミナルまで歩いていこうと思っていましたが、思っていたより距離がありました。
早く歩いても20分はかかりそうでしたので、義父母や娘もいることを考えると難しかったと思います。

観光タクシーに予定変更

とりあえず港から出て、一本道をずっとあるき続けました。

ユーグレナモールという石垣島のショッピングモール付近まで歩いていこうとしたのですが、歩いても歩いても着きそうにありません。
義母は足の手術をしたあとで、あまり長時間連続で歩くと足に負担がかかってしまいます。
港付近にはタクシーがたくさん待機していましたが、戻るには時間がかかりすぎます。

そこで、観光タクシーをチャーターすることにしました。
義両親と私達家族で合計5人いますので普通車のタクシーでは乗車できませんおで大型タクシーを頼む必要があります。
タクシー会社に電話したところ、ちょうど1台空いているということで来てくれました。

タクシー会社はかびら観光交通さま。

大型タクシー1台20,000円でした。3時間の貸し切りです。
取り急ぎ、タクシーの運転手さんにおすすめを教えていただきながらゆっくりと回ることにしました。

見晴らしが良いところではちょくちょく車を停めてくださり、運転手さんが説明をしてくれました。

少し雲が多く、海の色も暗かったのですが・・・

川平湾到着

石垣に来たら、川平湾は絶対にみてください!!と運転手さんもおっしゃるので連れて行っていただきました。

川平湾についた頃には雲も晴れ、とても美しい光景が広がり、感動的でした!

あまりの美しさに驚愕です。

グラスボート

川平湾では観光用のグラスボートがいくつかあります。
せっかくなので私達も乗ってみることに。

「青いさんご礁号」です。なかなか昭和感あるタイトルに胸打たれました。

船内の定員は15人くらいでしょうか・・・。
この会は満席でした。

石垣の海の綺麗さに驚きました。
海底の深いところまでクリアに見えます。
サンゴもたっぷり生息し、珍しい海の生き物などたくさん見られました。
たまにウミガメも見られるそうです。

川平湾は波もほとんどなく、非常に穏やかに過ごせるグラスボートでした。

観光タクシー

途中景色がよく見える場所でところどころ止まり、ガイドをしてくださいました。

そして、運転手さんは三線づくりもされているということで、お手製の三線を使って歌を歌ってくださいました!!

涙そうそうなど、、とてもいい声で聞き惚れました。

この形!!石垣島の形なのでだそうです。
お手製ならではのワザですね!!!三線の表側はニシキヘビ!!天然モノはなかなか手に入らず大変とのこと。

あたたかい運転手さんで、タクシーの車内も和やかムード。

石垣島鍾乳洞

日本最南端の鍾乳洞として有名な石垣島鍾乳洞に行きました。
全長3.2Kmもある鍾乳洞ですが、そのうち660mが公開されています。

長い時間をかけて作り上げられた天然のアート。

とても美しく幻想的でした。

イルミネーションが施されている場所もあり、とても美しかったですが、写真に残すのは難しいですね。

入り口から出口まで意外と時間がかかるのと、階段も多くアップダウンがあるので、義父母の足には負担が大きかったようでした。

まだしっかり歩けないお子様や、長く歩くことが難しい人にはちょっと大変かもしれません。

石垣島鍾乳洞のWEBサイト

ユーグレナモールでランチ

観光タクシーの旅はユーグレナモールで終了。
運転手さんとお別れして、ユーグレナモールをぶらぶらしました。

ユーグレナモールは石垣島の中心地にあるアーケード商店街でお土産店や公設市場などが並ぶ観光スポットです。

お腹が空いたので名物八重山そばをたべました。丸めんが特長なのだそうです。

「ゆうくぬみ」というお店に行こうと思っていたのですが、そばが売り切れ・・・。
というわけで「石垣島キッズ」というお店に行きました。
ちょうど5人座れたのでよかったです。

私たちは「アーサーそば」を注文。
岩のりがたっぷりはいっているという触れ込みに惹かれました。

かなりあっさりとした味わい。
麺は給食のソフト麺に近い雰囲気がありました。
これが八重山そばの特長なのかはわかりませんでしたが、とりあえず完食。

娘はあちこち回って楽しかったせいか麺を食べながら夢の世界に・・・。

器の横に置いてある瓶は観光タクシーの運転手さんが娘のためにくださった「星の砂」の瓶。
あたたかい心遣いに本当に感謝です!!娘も大切にしています。

ユーグレナモールから港までは徒歩で30分ほどかかるため、タクシーで戻り義父母とは一旦解散。
夕食もこの日はそれぞれ取ることにしました。

外出してディナー

この日は22時30分に出航となりましたので、それまでは何度でも外にでることができます。
私たちは船から歩いて夕食を取る場所を探しに行きました。

ユーグレナモール近くの通りにあるお店はどこも賑わっていましたが、「南風」というお店に入ろうと思ったところ満席・・・。

そこで、南風の斜め前にあった「」というお店に入りました。

何組かお客様は入っていましたが、まだまだ空いている状態でしたので入店。

せっかくなので、「おまかせメニュー」を娘の分も含めて3人分注文。
通常は私とシェアしたり、アラカルトで頼んだりするので特別です!!

しかし、、これが後ほど事件を起こすことに・・・。

おまかせセットにはドリンクも含まれていたので、私たちは泡盛サワー。
娘はマンゴージュースを注文。

おまかせセットはこんな感じ。

お刺身が新鮮で美味しかったです。

ただ、、注文を取った後。飲み物が出るまで20分。
料理が出るまでには30分以上かかりました。

クルーズ船の場合は出航時間の関係で戻る時間が決まっているためにちょっと焦りましたが・・。

食事を終えて、ゆっくりと歩きながら船に戻りました。
夜の船はイカ釣り船のように見えます。

娘、アレルギー発症!!

娘は帰り道からちょっと元気がなさそうでしたが、帰船してシャワーを浴び就寝した後急に起きて激しく泣き始めました。

お腹が痛い!!といいます。

先程食べた料理の写真を見直してみると・・・。

ジーマーミ豆腐が入っています。私は知識が薄かったのでわかっていませんでしたが。。。

ジーマーミ豆腐=ピーナッツ豆腐でした・・・・。

娘はピーナッツアレルギー。
その後激しく戻してしまいましたがアレルギー物質を体の中からだしてしまったので薬を飲ませた後はお腹の痛みもおさまり、翌日にはいつもどおりに戻りました。

アレルギーの薬、持ってきていて本当によかったです・・・・。

そして、沖縄料理にはピーナッツが含まれるものが多いこと。
すっかり忘れておりました・・・。激しく自分を責めました。本当に娘に申し訳ないことをしました・・・。

いざという時には船内にドクターがいて薬も処方してくれますから安心ではありますが、本当に肝を冷やしました。
旅先でのアレルギーには注意です!!

こうしてドタバタの中5日目が終了。
娘の状態も落ち着いてホッとしました・・・。

2 件のコメント

  • くぼこまきさん、初めまして。
    私も同じ24日発のコスタネオロマンチカに乗船していましたので
    興味深く読ませて頂きました。
    石垣島の行動が全く同じです!
    私達もタクシーをチャーターして、川平湾でグラスボートに乗り
    鍾乳洞を見てから、モールでおろしてもらって石垣そばを食べました。
    主人は石垣牛の牛丼でした。
    青い珊瑚礁のグラスボートにしっかり私達夫婦が写っていました!
    ハートで隠して下さっていますが、洋服で自分達だとわかります。
    嬉しい
    最初に乗られて奥の方に座っていらっしゃったんですね。
    どんな方だったのかな?
    きっとあちこちですれ違っていたのでしょうね。

    娘さんのアレルギー大変でしたが無事に回復されて何よりです。
    主人も蟹アレルギーなので気を使います。

    旅行記(他のクルーズも含めて)、楽しみに読ませて頂きます。

    • コメントありがとうございます!!
      同じグラスボートに乗船していたのですね!!!青い珊瑚礁号、楽しかったですね!!海の美しさに魅了されました。
      グラスボートでは娘がいちいち歓声をあげて、船内の皆様に失笑されておりました(^o^;)お騒がせファミリーでした・・・。
      一番奥に座っておりました。
      沖縄料理のピーナッツは本当にうっかりでした・・・。娘に辛い思いをさせてしまって申し訳なく思いました。。
      また乗船記を書き進めてまいりますので、ぜひご覧くださいませ。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    漫画家・イラストレーター。 早稲田大学卒業後(株)三越勤務。結婚を機に退職した後ソニーに勤務。 エンターテインメントロボットAIBOのWEBサイトデザイン・制作を中心にWEB関連の業務を歴任。