嵐の出版日
2014年3月13日。私の住む東京都ではすさまじい風と雨が吹き荒れる中、くぼこまきの初の単行本「クルーズはじめました。」が出版されました。
私はイラストレーターとしての経験も浅く、長編マンガの経験もなく・・・。
絵の自信は正直ありませんが、クルーズが好きという気持ちを思い切りぶつけてみた作品がようやく出港したわけです。
嬉しい気持ちと、不安な気持ち、入り交じっています。
「まるで今日の天気みたいだな・・・」
と思っていました。
友人からの連絡
そんな嵐の中、友人がレストランに誘ってくれました。
たまたまこの日だったのかな?と思っていましたが、出版日に合わせてレストランを予約してくれていたのです。
友人は出版のことを自分のことのように喜んでくれて、一緒に本を見ながらいろいろな感想を言ってくれました。
「今後こんな風にしたら更に発展するんじゃない?」
などと、提案もしてくれたり・・・
自分のために時間を割いて、お祝いの気持ちを伝えてくれる友人の存在に心から感謝しました。
贈り物に込められた心遣い
レストランで食事を終えたあと、友人がプレゼントを渡してくれました。
中を開けるとMIKIMOTOのキーホルダー。
キーホルダーにはクマのチャームと革のネームプレート。
クマは単にカワイイから選んだわけではなく現在の私が大切にしているものを体現したものであり、革のネームプレートには「KUBO KOMAKI」の名前と、2014.3.13と出版日が印字されていました。
今日のこの日を心から祝ってくれていて、私のことを思ってプレゼントの内容を考えてくれていることに感激しました。
贈り物の本質ってこういうことではないでしょうか。
贈る相手のことを想い、自らの気持ちをどのように表すか。。センスも問われます。
記憶に残る、素敵な贈り物を贈れる心配りができる人になりたい。と強く思いました。
言葉には魂がある
家に帰ると、既に本を入手してくれている知人からたくさんのメッセージや感想が寄せられていました。
本を手に取った時のファーストインプレッションや中身に対する詳細な感想、読後に感じたことなどそれぞれの言葉で伝えてくれました。
それらがどれほど嬉しかったことか!
人の心は言葉や行動に乗せないと絶対に伝わらないこということを再確認しました。
目と目で通じ合う〜♪なんてMUGON状態ではいくらかすかに色っぽくても伝わりません。(古いネタですみません)
言語化・行動化するということの尊さを改めて感じ、感謝の気持ちでいっぱいになった1日でした。
私もこれから人に対してのお祝いや感謝の気持を言葉や行動で示していこうと改めて感じました。
クルーズはじめました、好評発売中です。
わたしの「想い」がいっぱい詰まっています。ぜひお読みください。