GWの最後の土曜日。上野の国立西洋美術館で開催中の「カラヴァッジョ展」を観に行きました。
チケット購入
公式サイトのオンラインチケット販売で当日購入。
大人ひとり1,600円です。未就学児は無料。
チケット売り場も空いてました。
コインロッカーに荷物を預ける
なるべく身軽な状態で見られるように、コインロッカーに荷物を預けます。
100円必要ですが、使用後に返却されますので無料で利用できます。
我が家は子どもの荷物など多いので詰められるだけロッカーに入れます。
ただし・・・会場内、絵を守るために温度設定低めになっています。
羽織ものは用意しましょう。
混雑具合
非常に混雑しているという話を聞いていたのですが、ポイントとしては
・朝一番に行く
・閉館近くに行く
のいずれかで回避できると思います。
この日は閉館が17時30分でしたので16時ごろ行きましたが非常に空いており、一枚一枚の絵を近くでじっくりと鑑賞することができました。
今回は5歳の子どもにも音声ガイドを借りてみた
入口前で貸出をしているのですが、閉館時間近くのため閑散としておりました。
今回は北村一輝さんがナビゲーターとして登場。
イタリアの画家であるカラヴァッジョになぞらえて・・・イタリア顔?の北村さん起用?
NHKのカラヴァッジョ特集でもヤマザキマリさんと一緒にカラヴァッジョの人生を紹介していましたね。520円です。
いつもは私と夫だけ音声ガイドを借り、娘(5歳)には私から説明をしていたのですが、今回はじめて娘の分も音声ガイドを借りてみました。
見どころ
カラバッジョの作品が11点集合!
11点・・少ないように感じられるかもしれませんが、現存している作品が60点程度なので、非常にボリュームある作品群と言えるでしょう。
カラバッジョの画風を継承したカラバジェスキと呼ばれる画家たちの作品とともに紹介されています。
世界初公開の『法悦のマグダラのマリア』
長い間行方不明とされていた作品で2014年に発見されたカラバッジョの真筆の作品が公開されています。
しかもこれが世界初公開!
テーマが面白い
「風俗画:占い・酒場・音楽」「風俗画:五感」「静物」「肖像」「光」「斬首」「聖母と聖人の新たな図像」「エッケ・ホモ」と数々のテーマに分けられており、それぞれの時代背景・カラバッジョの人生などと交えて説明され非常に興味深かったです。
そして、間にちょいちょい挟まれるカラバッジョの裁判記録などの書類展示・・・。
彼の暴れん坊伝説を裏付ける様々な証拠・・・。時代を超えて、今多くの人々に展示されるなんて、カラバッジョさんは今何を思うことでしょうね・・。
「斬首」のテーマはダビデとゴリアデのエピソードを描いたものでしたが、娘は「これは何をしているの?」と質問してきて回答に困りました・・・。
子どもの感想
娘のパルリ(5歳)は音声ガイドを初めて与えてもらい、一生懸命操作しながら絵を楽しんでいました。
普段だと「この絵は何をしているの?」などと質問攻めですが、音声ガイドも聴きやすい内容ですのでしっかりと聞きながら鑑賞していました。
私たち親もゆっくりと鑑賞できて非常に良かったです。次からも娘の分を借ります!
見終わって・・
16時に館内に入りましたがガラガラでしたのでゆっくりとまわれました。じっくり見すぎて最終退出になってしまい・・・
17時30分ギリギリに外に出られました。
公式グッズのショップは既に閉店しており、見られなかったのが残念!
次は若冲展を見に行こうと思っています。
カラバッジョ展
開催日:2016年3月1日〜6月12日
会場:国立西洋美術館
→公式サイト