先週の話になりますが、東京ビックサイトで開催された国際ロボット展に行ってきました。
現代のロボット技術を産業ロボットだけではなく、サービスロボットなど様々な切り口で一同に見ることができる非常に貴重な機会です。
2年に1回の開催なので、次回は2017年の開催が既に予定されています。
ビジネス用の展示会ですが、土曜日には子供も多く来訪していました。
沢山の人を集めていたロボット
ちからもち!
これは車を持ち上げているロボットです。
実際に見ると非常に巨大で驚きます。
早くて正確!
車の塗装を行うロボット。7本の手(?)で一斉に動きます。
人間を超えるスピード
すさまじいスピードで作業を行っているのですが、動作が早すぎてカメラに収められません。
こんな仕事もいつかすべてロボットに・・・。
お弁当のおかずを正確に詰めていく作業を行うロボット。
どのおかずなのかを瞬時に判別し、数も間違えずに正確に詰めていきます。
しかも綺麗なレイアウトをきちんと保ちます。
農業への提案
農業ロボットのコーナーも設けられていました。
なんと高校生が創りだした農業ロボット。
実際に農業に携わっている方々が苦労されている部分をロボットで対応させるものです。
今後、食料が自給できるか厳しい見通しが立っていますが、農業従事者は減少の一途をたどっています。
こういう分野こそ重労働をロボットの労力で代替できるとよいでしょうね。
子供が意外にも喜んだのは・・・
このロボット。
「うなづきかぼちゃん」です。
ピップエレキバンで有名な「ピップ株式会社」が製造しています。
スマイルサプリメントロボットという位置づけだそうです。
対象年齢は高齢者向きで、人間が話しかけるとうんうんとゆっくりと頷いてくれたり、歌をうたったりとのどかな時間が過ごせます。
我が家の娘はなぜかかぼちゃんを大変に気に入り、何度もピップのブースに戻ってかぼちゃんをだきしめていました。最後には
「世界で一番大好きなかぼちゃん、さようなら・・・」
という言葉まで・・・。
こうしたタイプのロボット?は以前より存在しています。
プリモプエルにやや近いものも感じますが、「頷く」というのがポイントです。
高齢者を対象にしているせいかお洋服の型紙も用意してあるそうです。
親子でロボットがどのように社会に貢献しているのか、よく観察し、学びの多い時間となりました。